2006年01月30日
健康でいることを確認するのに一番のバロメーターは何だと思われますか? 千幸先生@漢方の千幸堂
今月の25日に広島全日空ホテルにて「達人クラブ」という集まりに呼んでいただき、免疫力について講演してまいりました。
何といっても免疫力を維持するためには、体全体が健康な状態でいることです。健康でいることを確認するのに一番のバロメーターは何だと思われますか?
そう、食事がおいしく食べられるかどうか?ですね。
漢方には「胃は中なり」という言葉があり、何といっても胃腸が元気なことが、まず大切ということです。
そこで、胃を元気にするために何かよいことをしておられますか。
1.まずよく噛むこと
日本咀嚼学会によると、弥生時代の人は一日に3990回噛んでいたそうです。現代人は一日に620回しか噛んでいないのです。炭水化物は唾液でしか分解されないので、お茶で飲み込むような食べ方は胃腸に負担がかかります。
2.唾液が出るような食べ物を食べる。
梅干や酢の物、漬物、発酵食品などです。皆様召し上がられておられますか?
3.唾液が出る生活をする。
緊張すると口が渇き、唾が出なくなります。イライラしたり怒ったりしても唾が出なくなります。気分よくゆったりとお過ごしください。
4.箸置きを使っていますか?
食事をするときに箸を取ったら最後、食事が終わるまでずっと握りっぱなしではないですか?
一口食べたら箸を置いてゆっくり召し上がると、満腹中枢が満足し腹八分目で十分満足できます。
唾液にはパロチンという物質があり、しっかり取り入れると、骨、歯、筋肉、血管の若さを保ち、肌がきれいになり、美しくなれるそうです。また、殺菌作用があります。
小さい頃、転んだら母に唾をつけてもらった思い出がありますでしょう?口の中の傷は早く治ることでもお感じになりますよね。
これから流行のインフルエンザウィルスも粘膜から侵入してきます。唾液たっぷりな方は、そのウィルスを洗い流してしまうこともできるのです。
体を元気に保つために、是非しっかり噛むことから始めてみてくださいね。
ちなみに健康な大人は、一日に牛乳パック一本分の唾液が出ます。
5歳児は一日4本分も出します。
赤ちゃんは一日9本出すのですよ。
最近は涎掛(よだれかけ)をしている赤ちゃんを見なくなりました。よだれの多いお子さんのお母さんは大変ですが、胃腸が丈夫なのです。
皆さんもどうぞ唾液をしっかりお出しください。
よだれではなく・・・。
投稿者 Chiyukido : 19:21