2006年01月08日

卵巣腫瘍と漢方薬について食事療法・生活改善と併せ漢方薬を

ウェンディ広島1月号
【質問】
仕事が忙しくなり月経が不順になってしまい、心配で産婦人科へ行ったところ、卵巣がはれているといわれました。最初は様子を見るだけといわれたのですが、その次の検診で診察したところ2倍の大きさになっているとのことでした。これ以上大きくなるようなら、手術も検討しなければ、といわれ心配になりました。漢方薬で小さくなることがありますか?
(30代女性)

【回答】
卵巣が膨れる病気はまとめて卵巣腫瘍といわれ、良性と悪性があります。良性の場合は、腫瘍の中身が漿液性のものと粘液性のものがあります。この診断については、MRI検査で医師に確認していただくとよいでしょう。

最近では子宮内膜症が卵巣に影響し、チョコレート膿胞になっている場合もあるあるそうです。西洋医学的にはこれらを判別した後でホルモン剤を使い治療しますが、5センチ以上の大きさになれば手術を勧められることが多いようです。腹腔鏡下で手術もできるので比較的小さな手術で済むのですが、女心としてはできるだけ手術したくないという気持ちがあるものです。

卵巣が大きくなりすぎて日常生活に差し障りがある場合は例外ですが、様子を見てもよいということでしたら、漢方を試してみるのはよい方法だと思います。

卵巣に膿腫ができる方の多くは、腹腔内の血行が悪くなっており、冷え症や便秘症の方が多いので、漢方でこれらの症状を取っていくことが大切です。

また、食事が非常に影響しています。卵巣腫瘍の多くの方は、パン食や甘いものを好む傾向にあり、食事内容の改善が治療の一端を担うことになります。

そして、仕事の忙しさからくる睡眠不足もよくありません。自分の体を大切にしたい、という気持になったときが、漢方をはじめるときだと理解してください。

早い方では、食事療法とともに漢方薬を服用され3ヶ月で腫瘍が小さくなり、手術しなくても済んだ方もおられます。

ぜひ、東洋医学の力をお試しください。

投稿者 Chiyukido : 21:26